アマチュア無線機などの型式別修理区分を改定しました。

従来、小型・中型・大型・特大/特機の4分類としていましたが、一部のお客様より「分かりづらい」とのご指摘を頂戴しておりました。過去実績から機器の取扱難易度に応じて、下記の5区分に分類することとします。

 A 区分   工賃単価 10,000円

”FMモービル機”、”FMハンディトランシーバー”、”エアーバンドLラジオ”など(SSB機は含まない)

 B 区分   工賃単価 15,000円

”A区分を除く重量15Kg未満の無線機”、”広帯域受信機”、”短波ラジオ、”HF〜50MHz帯 1リニアアンプ(100W以下)”、
”144MHz帯以上リニアアンプ”( 50W以下)など

 C 区分  工賃単価 20,000円

”15Kg以上20Kg未満の無線機”、”真空管機”、”50MHz帯以下101W以上200W以下、
“144MHz帯以上 51W以上100W以下のリニアアンプ”など

 D 区分  工賃単価 25,000円

”20Kg以上の無線機” 、”トランシーブ型”、 “専用電源分離型の無線機”、
“144MHz帯以上101W以上のリニアアンプ”※3 、”D区分指定形式” ※1

 E 区分  工賃単価 30,000円

”50MHz帯以下 201W以上のリニアアンプ”、”海外製品”、”業務用受信機”、”その他無線機器”、
“修理可能な一部の測定器” 、”E区分指定型式” ※2

(・出力は製品公表値を示す ・ HLA-305Plus JA仕様は201W超え扱い) 
※1  TS-900S、TS-930、TS-940、TS-950、FT-1000、FT-1021 、MARK V FT-1000MP 、IC-775DXⅡ、IC-780、TS-790、IC-910、IC-911、IC-970、IC-1271、IC-1275、JST-145 / 245 、

IC-R7000、IC-R7100、CRF-1、ICF-6800、RJX-4800 については”D区分指定”となります。
※2  JRL-3000、TL-933、TL-922、HL-350VDX、HL-350UDX、HL-1KFX、HL-1.5KFX、HL-2KFX、HL-3KFX、FL-2100シリーズについては”E区分指定”となります。
※3  144MHz帯以上の周波数で、定格100Wを超える出力のリニアアンプ(EME用)については、作業員への健康負荷(網膜剥離などのリスク有り)を考慮し工賃単価を高めに設定しています。

EME用 144MHz帯以上 51W以上のリニアアンプの取扱について

 VHF帯以上の高周波では作業中の電磁被爆が懸念され、作業員の健康を十分に配慮する必要があります。
 過去に当社内で「430MHz帯送信設備検査中に作業員が電磁被爆し網膜剥離を発症した」事例がございます。
 特に超短波帯高出力増幅回路の整備修理については高い健康リスクが生じますことから、
高めの工賃単価を設定させて頂いています。

 TBHD株式会社

 


 サイト内リンク 

このサイトは reCAPTCHA で保護されています。Google の利用規約プライバシーポリシー が適用されます。

Share →
Verified by MonsterInsights