当社では通信機器の表示部バックライトを電球・蛍光管(冷陰極管)からLEDに置き換えるサービスをご提供しています。LEDについて使用方法を十分理解してお使いください。
LEDは球切れしない?
LEDは電球や蛍光管よりも部品寿命が長く、正しく使用すれば半永久的に使用可能です。そんなLEDですが弱点もあります。
フィラメントを使用する電球の場合、ON時の突入電流が最も大きなストレスになります。即ちON/OFFの回数で寿命が決まると言えます。フィラメント(タングステン)は連続使用すると温度上昇にともない蒸発しますが、比較的にロングライフです。
蛍光管は交流電源を必要とし電源周波数に起因する振動が常時発生しているため、金属疲労による劣化が著しく最も寿命が短い光源です。蛍光灯がチカチカしている光景を目にしたことありますよね? 使用頻度によりますが、これもON/OFFを繰り返すとどんどん寿命が短くなります。
LEDは発光ダイオードですので直流電源を使用します。ダイオードに掛かる電圧は減流抵抗で十分抑えられ低い電圧で動作するため、突入電流や交流による振動ダメージはありませんが、半導体素子のため熱に弱いのが弱点です。即ち設計温度以上の高温に晒されると、LEDを覆う樹脂部が劣化しレンズ機能が失われ輝度が低下することがある他、半導体素子自体を熱崩壊させてしまうケースもあります。
高温に耐える電球や蛍光管の使用を前提に設計された機器をLED化した場合、放熱が不十分になる可能性があります。その為、機器を設置する際には十分排熱(放熱)を考慮し、排熱の妨げになるよう機器のラック内縦積などは控える必要があります。
また、低電流消費故に長時間電源を投入するケースが散見されます。数時間程度の運用で故障することはありませんが、長時間付けっぱなしにすることは避けてください。LED化施工された機器は製造時からLEDバックライトを装備されている機器とは異なりますこと、十分ご理解ください。
LEDからノイズがでる??
家庭用照明器具などに使用されるLED電球には降圧整流用に小型のスイッチングモジュール(ノイズ源)が内蔵されています。この仕組みを理解していない消費者が「LEDからノイズが出る!」という見出し的な情報を拡散させた事に端を発していると思われますが、LED自体は直流のみを通す半導体素子でありノイズ源になり得ません。
余談ですが、90年代に主流だった蛍光管(冷陰極管・CFL)方式のバックライト照明は光源の電源に交流を使用します。機器内部の電源は直流12Vですのでそのままでは蛍光管を光らせることはできません。直流を交流に変換する必要があり、これを担うのがインバーターになります。インバーターは一定の周波数を発振させトランスで昇圧させる回路です。ここから電磁波が漏れ出し受信回路に影響を及ぼします。限界感度付近に薄ら現れる変調音やザラザラ雑音は蛍光管用のインバーターが原因です。
即ちこれを蛍光管はLEDに置き換えることで、ノイズレベルも低下します。
LEDとLEDレールの違い
モービル機、ハンディ機、ラジオの表示部に使用するのは一般的なラジアル形状の超高輝度発光ダイオードです。3.5mmφと麦球と同じサイズですので、電球からの置換にも使用します。電球よりも光軸の直線性が鋭くなるため光軸拡散フィルムを装着しています。メーター部の照明には5mmφの高輝度LEDを使用します。
中型・大型通信機の蛍光管置換に使用しているのは、機器毎の蛍光管と同じ幅で特注したLEDレールです。レール状に沢山の表面実装LEDを敷き詰めたもので、蛍光管以上の輝度が得られます。
LEDは正しく使えば球切れしない
部品不良を除き半永久的に使えるのがLEDです。長時間の連続運用は民生機器であるアマチュア無線機に様々なダメージを与えます。消費電流が抑えられるから付けっぱなししても大丈夫と思いがちですが、運用終了時には電源ダウンを励行することで寿命を延ばす為の努力もお忘れ無く!!
LED施工後のアフターサービス
当社でLED交換を施工後、2年以内(ご申告時点)に輝度低下や球切れが発生した場合、工賃半額またはパック料金半額にて再施工します。施工時の受付番号(ご請求書・診断書に記載)を添えてお申し込みください。 施工後1ヶ月以内は無償対応
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